食が体を作り、農業が食の関心を高めると考えています体力学校の河野吉喜です。

自分が作ったり、収穫した野菜や果物は美味しく感じますよね？この考えからも農業に触れることは食を楽しむことに繋がると思います。

また、農業就業人口の割合は年々低下しており、農家の高齢化も大きな社会問題となっています。

引用：https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/r3/r3_h/trend/part1/chap1/c1_1_01.html

今回のように農業を経験し、農業を身近に感じる事は、農家を増やすことにも繋がり、SDGｓの観点からも重要と思います。

また、普通科高校・工業高校・商業高校しか知らない家庭も思うので、農業高校を知ってもらい、子ども達の可能性を広げるという意味でも農業体験は大切と想いから今回の農業体験を実施しました。

今回の農業体験は大分県くじゅうアグリ創生塾さんと大分県立久住農業高校さんにご協力頂き、農業・畜産体験を実施させて頂きました。

農業体験は鍬（クワ）の使い方、畝づくり、玉ねぎの植え付け、耕うん機体験、トラクター体験を実施。

耕うん機やトラクター体験は大人向けに実施し、子どもから大人までが目を輝かせて土に触れていました。

畜産体験は角スコと呼ばれるスコップを上手に使い牛の部屋にある糞を除去する掃除や牛のブラッシング、餌やりに一生懸命取り組み、また牛の名前にまつわる話や雄牛・雌牛の運命について等、普段聞けない話を大人も子どもも目を輝かせながら耳を傾けていました。

最後は牛の餌をラッピングしているシートに大胆に絵を書き、楽しい畜産体験になりました。

運動も勉強も何事も経験が大切と思います。体力学校では様々な経験をする機会を提供し、子どもから大人までが共に学び、成長できる学校のような運動施設を今後も運営していきたいと考えています。

今回の農業・畜産体験で多大なるご協力を頂きました大分県くじゅうアグリ創生塾さん・大分県立久住農業高校さん、大変お世話になりました。ありがとうございました。